格安SIMのことを調べていると、SIMカードには種類によってサイズの違いがあるということを知りました。
間違ったSIMカードを選んでしまうと、用意したスマホでSIMカードを使用できないといったトラブルが起きてしまいます。
今回は「SIMカードの種類やサイズ、自分のスマホに合った格安SIMカードの確認方法」について調べました。
SIMカードのサイズは三種類ある
SIMカードのサイズは主に三種類あり、国際規格によって仕様が定められています。
- 標準SIMカード
- microSIMカード
- nanoSIMカード
SIMカードはスマホ本体のトレイに入れて使用しますが、このときトレイとSIMカードのサイズが合致しないとスマホを利用することができません。
標準SIMカード（miniSIMカード）
標準SIMカード（miniSIMカード）は2008年ごろから使用され、日本で最初に普及したSIMカードです。
スマホ本体の省スペース化に合わせて年々SIMカードは小さくなっていき、現在では標準SIMカードを採用している新製品は発売されていません。
国際規格で決められた本当の標準SIMカードは「クレジットカードサイズのもの」ですが、日本で最初に普及したSIMカードが「miniSIMカード」だったため、日本ではminiSIMカードのことを「標準SIMカード」と呼んでいます。
microSIMカード
microSIMカードは2010年ごろから普及したSIMカードです。
microSIMカードに対応したスマホは多く販売されており、今でもmicroSIMカードに対応した製品が多く存在します。
nanoSIMカード
nanoSIMカードは2012年ごろから普及し始めた、現在主流のSIMカードです。
プラスティック部分がとても小さく、ほぼICチップのみの極小サイズです。
全サイズに対応した「マルチSIMカード」もある
SIMカードは大きい順に「標準SIM」「microSIM」「nanoSIM」の3つに分けられますが、それぞれのサイズに切り離して使うことができる「マルチSIMカード」もあります。
ただし便利な反面、カット後に大きなサイズへ変更することはできないので、マルチSIMカードをカットする際はサイズ確認を怠らないようにしましょう。
番外編 eSIM（スマホ内臓型）
eSIMというここ最近増えてきたものがあります。
eSIMとは最初からスマホにSIMが内蔵されており、抜き差しは不可能。
ただ、機種変更やナンバーポータビリティの際など、QRコードを読み取ることですぐさま切り替えができるという利便性があります。
iphoneに特化していえば⇩の機種はeSIM内臓です。
内臓といってもスマホに最初から入っている状態なので、使ってる人が意識することはないですよ笑
iPhone 12 mini ※1
iPhone 12 Pro Max ※1
iPhone 12 ※1
iPhone 12 Pro ※1
iPhone SE（第2世代）※2
iPhone 11 ※2
iPhone 11 Pro ※2
iPhone 11 Pro MAX ※2
iPhone XS ※3
iPhone XS Max ※3
iPhone XR ※3
※上記機種は動作保証外となりますので、ご利用はお客様自身のご判断でお願いいたします。
※1iOS14.1以降
※2iOS13.0以降
※3iOS12.1以降
SIMカードのサイズ確認方法
自分のスマホに合ったSIMカードのサイズを知る方法はとっても簡単！
- SIMカードを実際に取り出しサイズを測る
- 公式サイトや説明書でスマホのスペックを確認
- 格安SIM各社の対応機種一覧で自分のスマホを調べる
現在使っているスマホを格安SIMカードで利用したいなら、選んだ格安SIM会社の公式サイトで「動作確認済機種」から確認するのが一番安心♪
使いたい格安SIMとの相性も分かり、安心して格安SIMへ乗り換えることができますよ。
SIMカードの種類やサイズとは？～まとめ～
SIMカードは契約情報や利用する電話番号など、スマホを使ううえで必要な情報が記録されているアイテム。
しっかりサイズ確認しないと、せっかく契約したSIMカードが使えないという事態を引き起こしてしまいます。
格安SIMへ乗り換えるときは、SIMカードのサイズ確認をきちんと行うことが大切！
乗り換えようと思っている格安SIM会社の公式ホームページやスマホ本体の説明書などを見て、SIMカードのサイズチェックを抜かりなくやりましょう♪