大手キャリアはどこにいても「快適にスマホが繋がる」イメージですよね。
しかしグンと料金が安くなる格安SIMでは、地方や旅行先・里帰りなど田舎に行くと繋がりにくくなるような気がしませんか?
今回は「格安SIMは使えるエリアに限りがあるのか?」について調べてみました。
「電波が入るかどうか」は「どのキャリアに電波を借りているのか」がポイント!
格安SIM各社(MVNO)は、そもそも自社の回線や通信設備などを持っていません。
回線などの通信設備を持っているのは「au・DoCoMo・Softbank」という大手キャリア。
格安SIMは大手キャリアの設備を借りることで、安くサービスを提供しています。
つまり格安SIMの「電波が入るかどうか」は「どのキャリアに電波を借りているのか」がポイント。
現在DoCoMoを使っているなら、ドコモ回線を借りている格安SIMを契約すれば、全く同じエリアで使用できるということですね。
格安SIMだからと言って、地方じゃ繋がらない…なんてことにはなりませんよ。
通信速度が遅くなる理由は「利用が集中する」から
通信速度は格安SIM・大手キャリアともに、一つの基地局の中で利用者が多くなればなるほど通信速度が遅くなってしまいます。
格安SIMでは「お昼休憩など利用が集中する時間帯も遅くなる」という声もたくさん見かけました。
通信速度の遅くなる現象は、大型連休や週末など出掛ける人が集中することで、交通渋滞が起きる現象とよく似ています。
「一度に通れる車が少ないため、渋滞が起こりやすくなってしまう」=「利用者が集中すると通信速度が遅くなることが多い」という状態になってしまいます。
格安SIMは大手キャリアと比べ
- 利用者が集中すると通信速度が遅くなりやすい
- 人が多い都心部では遅くなりやすい
地方や旅先で繋がりにくいといったことはありませんが、上記のような状態になりやすいとは言えるでしょう。
3大キャリアの対象エリアをチェック
乗り換えたい格安SIM(MVNO)の電波が入るかどうかチェックするために、大手キャリアの対象エリアをまとめました。
- 乗り換えたい格安SIMが使用している回線のキャリアをチェック
- 該当キャリアの対象エリアをチェック
キャリア名 | 確認先URL |
DoCoMo | DoCoMoの通信エリア |
au | auの通信エリア |
Softbank | Softbankの通信エリア |
通信方式もきちんと確認しよう
一度は耳にしたことがあると思いますが、通信方式には3Gや4G(LTE)や5Gなどが存在します。
現在主流の通信方式は4G(LTE)となっており、一世代前の3Gには対応していない格安SIMも。
古いスマホで格安SIMを使う場合は、格安SIMと端末がそれぞれ対応しているのかきちんと確認しておきましょう。
ちなみに最新の通信方式である5G対応端末も注意!
5Gは通信エリアが限定的で、ごく限られた地域での利用が現状です。
ただし5G対応端末でも端末によっては動作確認が取れているものもあるため、乗換予定先のHPなどで動作確認端末情報をチェックしましょう。
格安SIMって使えるエリアに限りはある?~まとめ~
格安SIMが出てきた当初は「格安SIMは繋がらない、繋がりにくい」なんてイメージがありました。
でも大手キャリアの回線をレンタルしているのだから、利用できるエリアは大手キャリアと一緒ということが知れて一安心♪
自分が今使っているキャリアの回線をレンタルしている格安SIMなら、今までと大きく変わることなく快適に利用することができそうですね。